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【優和酒家 喜や】(終わりのディナー@大阪) |

知らんかった。
堂島ロールの販売元が敗訴 「モンシュシュ」標章の使用禁止と3500万円賠償命令
モンシュシュ」という名のチョコレートを販売している
老舗洋菓子メーカー「ゴンチャロフ製菓」(神戸市灘区)が
「商標権を侵害された」として、人気・・・
ってことは名前が変わるんかぃ?
って事で【優和酒家 喜や】

優和酒家 喜や (居酒屋 / 京橋駅、大阪ビジネスパーク駅、大阪城公園駅)
夜総合点★★★★☆ 4.5
さて男3人ブラリ旅。
京橋です。
『とみづる』の近くですね。
3年目らしく雰囲気ある店です。
カウンター数席と座敷席の小さな店。
これは好みのタイプだ。

下の冷蔵庫には日本酒もどっさり。こりゃ今日は飲むな・・・。

献立。

お通し。これに手を抜いていない店は期待値大です。
まずは造里を盛ってもらいましょう。

美しい。やはり盛り付けというのも大事だという事を思います。

この〆鯖が本当に旨い。過去でも最高レベルに旨い。
ものが良いもので、尚且つ僕好みの〆具合です。こりゃ酒止まらんわ。

緑川の雪洞貯蔵を頂きます。
ここの御店は緑川をメインとされてるようです。
かなり見た事無いタイプのものも。

鱧を軽く揚げたものに飛魚出汁と葛餡で頂きます。
やはり葛餡旨いです。葛や茗荷・山葵の香りが後から後から追ってきます。
ヒデさん。これ旨いよ。

徳島蓮根と肉厚椎茸に海老のすり身を纏わせ揚げてもらいます。

荒くすってはるので海老の食感がいいですね。
これを藻塩で頂く。この藻塩がとてもおいしい。
たまに見ますがこれは別格。塩の角は丸く磯の香が強い。
もう酒が止まりません。
おまかせしていたので店主が感覚を見て、お酒を選んでくれます。
高い酒を注ぐのではなく、この料理にはこの安い酒の方が・・・
という感じで。

釣きんき。今回のMVPです。
この魚の旨味は至福です。皮目と身を頬張るとしっかりとした魚の味。
一気にしめて、ゆっくり寝かす。旨味がたまらんですよ。
さて酒はまだまだ止まりません。

うるか。

2年半熟成させて雲丹。これ凄い。
チーズのような食感。雲丹の香も凄い。
同行者はこれがMVPという事です。
凄まじい満足感でボーとしていると店主さんが。
『最後にこれだけ飲みませんか?』とのお声掛け。

久保田のすいじゅ。
独特の芳香です。イメージで話すと料理と合わすというものでは無く。
単品で十二分に楽しめるフルーティで美味しいお酒。
いや。
いやいや。
満足度が高すぎます。
全員幸せな酔い方ができました。
久々に本当に旨い和食を食べた気分。
魚やお酒の事を色々と話して頂きましたが勉強されてはります。
勉強なりました。
おススメはカウンター。大将が気にならない程度にしっかり見てます。
絶対に行ってほしい名店。
こりゃおススメです。
御馳走様でした。
【終わりが始まりの壱日】 ~とある媒体屋の大阪食べ歩きブログ~

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